僕の禁酒までの7年間:再飲酒と希望の物語

はじめに

45歳で禁酒に成功した僕が、どのようにして長年の飲酒の悪循環から抜け出したのかをお話しします。再飲酒を経験しながらも禁酒を続けられた理由を整理し、同じように悩んでいる方へのヒントをお届けします。


禁酒願望が生まれた瞬間

禁酒を意識し始めたのは、30代半ばでした。健康診断でγGTPの数値が高いと指摘され、医者から注意されたこと。そして、毎日の二日酔いが辛くて「もうお酒はやめよう」と朝思うものの、夜になると飲みたい衝動に負ける日々。そんな繰り返しが続きました。


転機となった出来事

冬のある夜、酔って眠り込んだ僕が翌朝目覚めた時、暑い部屋で喉がカラカラでした。そして目に入ったのはガスコンロで空炊き状態になっていた鍋。大急ぎで鍋を冷やしながら、「火事にならなくて良かった」という安堵と、「このままでは本当に危険だ」という恐怖を覚えた瞬間でした。


再飲酒と禁酒への挑戦

その後、「禁酒セラピー」という本を読み、「お酒への洗脳」について学びました。一時的に禁酒に成功したものの、再び飲酒してしまい、さらに禁酒が難しくなるという辛い経験もしました。そこから以下の方法を試しました。

  1. 禁酒セラピーを読む
    一時的に禁酒に成功するも再飲酒。
  2. 病院の禁酒外来に通院
    薬を使った治療で、飲まない日を作るも継続は難しい。
  3. 自助会への参加
    仲間の話に共感するも、自分には合わず断念。
  4. インターネットでの仲間探し
    オンラインの禁酒グループで「一緒に禁酒しよう」と励まし合い、再び「禁酒セラピー」を読み直して本気で取り組む。

この過程を通じて、ようやく禁酒が定着しました。


禁酒成功のカギ

僕が学んだのは、「一人で抱え込まず、仲間と共に挑戦すること」と「過去の失敗を責めず、学び直す勇気を持つこと」。そして、禁酒を通じて手に入れた新しい生活の豊かさを楽しむことでした。


読者へのメッセージ

もしあなたが禁酒に悩んでいるなら、一度自分に合った方法を探してみてください。失敗しても大丈夫です。挑戦を続ける限り、成功への道は必ず見つかります。僕の経験が少しでもあなたの役に立てば嬉しいです。

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この記事を書いた人

こんにちは、AL(アル)です。59歳で会社員生活を退き、少し一休みしながら次にやることを探しています。私の社会人としての人生は、お酒に支配されていた前半(18~38歳)と、断酒によって好転した後半(38~59歳)に分けられます。お酒をやめられたことが人生を変える最大の要因だったことを強く感じています。しかし「あれほど依存して溺れていたお酒をなぜやめられたのか?」が今もよく分かっておらず、心に引っかかっています。このブログでは、記憶をたどりながら、「お酒をやめられたこと」またその後のお酒やその他の依存から解放された「自由な生き方」というテーマについて深堀していきたいと思います。同じ経験や、現在悩みを持つ方のご意見を交換して「お酒の謎」、「悔いの無い楽しい人生」について深掘りしたいと考えています。

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